硬質・半柔軟・柔軟のパウダーはモルタルの挙動を変えます。それでも硬さこそが目的となる用途では、硬質グレードが今も最適です。
柔軟性は売りになりますが、すべてのモルタルに有利とは限りません。呼吸させる必要のある左官材と、やすりがけする必要のあるパテは、断熱材上の下塗り材とは別の問題です。
再分散性パウダーの柔軟性はポリマー骨格に由来し、低いガラス転移温度と低い造膜温度として現れます。柔軟グレードは下地とともに変形し、ひび割れて剥がれることはありません。
60Wのような硬質グレードは逆の挙動を示します。凝集力の高い硬い膜を形成し、ひび割れ橋渡しではなく、耐摩耗性、研磨性、寸法安定性として表れます。
壁パテとスキムコートが最も明確な例です。表面はやすりがけ、塗装、壁紙仕上げを受けるため、硬い膜の方が柔らかい膜よりこうした処理に耐えます。
セメント量の多いC1タイル接着剤も硬質バインダーに適しています。モルタルが動きを吸収する必要がないためです。低コストグレードの添加量を減らしてもC1の接着要件を満たせる点が利点です。
断熱ボード上、木質下地、熱移動にさらされる補修モルタルでは、柔軟グレードが動きに追従するのに対し、硬質の膜はひび割れます。
乾式モルタルメーカーにとって実務的な原則は、1つのパウダーで両端をまかなおうとするのではなく、硬質グレードと柔軟グレードを1つずつ持つことです。
このノートで扱うグレードと、品揃えの中で隣に位置する2つのグレード。
モルタル系、検討中のグレード、計画数量をお知らせください。添加量の推奨とお見積りを返信します。
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