石灰は施工性を、セメントは強度を、ポリマーパウダーはその二つを結合する役割を担うため、バインダーの選定は配合設計に従います。
セメント石灰左官材は最も古いドライミックス製品の一つでありながら、バインダー構成のわずかな変化に今なお最も敏感な製品の一つです。
石灰は施工性、保水性、柔軟性を高め、左官材がわずかな変形に追従できるようにします。セメントは強度と耐水性を与えます。
ポリマーパウダーは基材への接着力と左官材内部の凝集力を付加します。これがないと、石灰分の多い配合はチョーキングを起こし、セメント分の多い配合は収縮します。
硬質グレードは塗装や薄塗り仕上げが必要で、表面の凝集力を要する左官材に適します。柔軟グレードは断熱材の上や、動きのある基材上の左官材に適します。
撥水性は別個の判断です。露出した外壁では疎水性グレードやシラン添加剤がコストに見合いますが、庇護された屋内工事では見合いません。
仕上がりを左右するのは、バインダーよりも厚さ、養生、吸水です。養生が速すぎる左官材は、配合がどうであれ十分な強度を発現しません。
間に目荒らしを設けた二度塗りは、厚い一度塗りより良好な結果となり、いずれも初期の湿潤養生が必要です。
このノートで扱うグレードと、品揃えの中で隣に位置する2つのグレード。
モルタル系、検討中のグレード、計画数量をお知らせください。添加量の推奨とお見積りを返信します。
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