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C2 を超える接着剤設計

C2 は下限であり目標ではなく、大判タイル施工はクラス番号では表現しきれないものを要求します。

ELOTEX ST2400 · 大判タイルの張り付け

設計者は C2 をゴールと捉えがちです。大判タイルにとってそれは最低限であり、最も重要な特性はクラス名には含まれていません。

クラスが規定する範囲

EN 12004 のクラスは引張接着強さを、S1・S2 の接尾辞を付す場合は変形追随性を規定します。しかしスリップ、オープンタイム、被覆率は規定しておらず、これらこそが大判施工の成否を決める特性です。

T と E の接尾辞は耐スリップ性とオープンタイム延長を付加します。大判プロジェクトでは、この二文字が数字以上に重要です。

スリップとオープンタイム

接着剤に十分な降伏応力がない限り、垂直面の重量タイルは滑り落ちます。耐スリップ性はモルタル試験体ではなく、タイルを載せた状態で測定します。

オープンタイムは、接着剤が皮張りするまでに左官職人が使える時間を決めます。大判では 1 枚あたり 1 分かけて位置調整することもあり、オープンタイムが短いと隅部の接着不良につながります。

設計における被覆率

被覆率は、実験室と現場の間で最も失われやすい特性です。櫛目の形状、コテの角度、基材の平坦性、張り付け手法に左右されます。

最良の実験室条件ではなく、現実的な最悪の現場条件を想定して接着剤を設計し、施工要領に櫛目サイズを明記してください。

大判施工では C2 クラスだけでなく、T と E の接尾辞まで指定してください。
指定サイズのタイルを載せた状態で耐スリップ性を試験してください。
オープンタイムは、現場が実際に必要とする位置調整時間に合わせてください。
櫛目サイズは施工要領に明記してください。
関連グレード

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このノートで扱うグレードと、品揃えの中で隣に位置する2つのグレード。

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