C2 は下限であり目標ではなく、大判タイル施工はクラス番号では表現しきれないものを要求します。
設計者は C2 をゴールと捉えがちです。大判タイルにとってそれは最低限であり、最も重要な特性はクラス名には含まれていません。
EN 12004 のクラスは引張接着強さを、S1・S2 の接尾辞を付す場合は変形追随性を規定します。しかしスリップ、オープンタイム、被覆率は規定しておらず、これらこそが大判施工の成否を決める特性です。
T と E の接尾辞は耐スリップ性とオープンタイム延長を付加します。大判プロジェクトでは、この二文字が数字以上に重要です。
接着剤に十分な降伏応力がない限り、垂直面の重量タイルは滑り落ちます。耐スリップ性はモルタル試験体ではなく、タイルを載せた状態で測定します。
オープンタイムは、接着剤が皮張りするまでに左官職人が使える時間を決めます。大判では 1 枚あたり 1 分かけて位置調整することもあり、オープンタイムが短いと隅部の接着不良につながります。
被覆率は、実験室と現場の間で最も失われやすい特性です。櫛目の形状、コテの角度、基材の平坦性、張り付け手法に左右されます。
最良の実験室条件ではなく、現実的な最悪の現場条件を想定して接着剤を設計し、施工要領に櫛目サイズを明記してください。
このノートで扱うグレードと、品揃えの中で隣に位置する2つのグレード。
モルタル系、検討中のグレード、計画数量をお知らせください。添加量の推奨とお見積りを返信します。
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